学校日誌

　１１月９日に、音楽「日本の音楽でつながろう」の学習で、お二人の先生をお招きし、箏を中心に日本に古くから伝わる楽器について、教えていただきました。
　その後、箏で「さくら　さくら」を弾く体験をしました。箏の１３本の糸の番号で示された縦書きの楽譜を見ながら、「角づめ」を右手の親指につけて糸をはじいていきました。
　最初は弾けるか心配していた子供たちでしたが、声を掛け合いながら練習をがんばりました。「弾けた！」と、多くの子から喜びの声が聞かれました。
　　

 国語の学習で、「みんなが協力して遊べるクラス遊び」を班で話し合いました。
 １学期に学活の学習で行った話合い活動の経験を生かし、自分の立場を明確にして、意見をまとめることができました。
    

　４年生の国語科「伝統工芸のよさを伝えよう」の体験活動として、江戸時代から遠州地方で織り始められた「遠州綿紬（めんつむぎ）」について学習しました。遠州縞（じま）プロジェクトのみなさんをお招きし、体験活動盛りだくさんの２時間を過ごしました。
　１時間目は、遠州綿紬についての講話をお聴きして、体験スタート！綿花から綿と種を分離したり、綿を綿糸に紡いだり、縦糸と横糸を組み合わせて布を織ったりする体験をしました。悪戦苦闘しながらも、ときおり上手くできてうれしそうな表情の子供たち。お土産に取り出した綿や綿花の種、紡いだ綿糸をいただきました。
　２時間目は、各教室で遠州綿紬の中でも色鮮や　かな縞　　これから、子供たちは地域の伝統工芸の良さについてさらに調べ、リーフレットを作成していきます。どんなリーフレットが出来上がるか、これからが楽しみになりました。
　　　

　子供たちは、この日に向けて、たくさん練習を積み重ねてきました。
　朝から、頑張りたい！成功させたい！という声が聞こえていました。
　本番前は、少し緊張した様子でしたが、笑顔で大きな声を出すことができ、大成功でした。