3・4年 ピアサポート授業
2018年1月17日 18時52分1月17日(水)、3年生と4年生を対象に、ピアサポート授業が行われました。
この日ピアサポートの授業をしてくれたのは、浜松市教育委員会の山口権治先生と、磐田産業大学のお二人の学生です。ピアは「仲間」、サポートは「支援」を指す言葉。同じ立場の仲間同士で助け合って、校内の問題を解決していこうという取り組みです。山口先生はこのように話しておられます。「ピアサポートは1970年代にカナダで生まれた取り組みです。当時の調査によると、生徒が悩みを相談する相手は『友達』が80%だったのに対し、『教師』は10%しかいなかった。だったら、生徒自身が友達を支える力を身に付けようというのが主な考え方です。.」
自己紹介の後、まず最初に「話しを聞くときの3つのコツ」を教えてくださいました。この3つを心がけて活動に取り組みます。
最初のプログラムは自己紹介ゲームです。
隣の人が言った自己紹介を復唱してから自分の紹介をします。次は人はそれをすべて復唱した後に自己紹介をします。つまり、どんどん台詞が長くなっていくのです。でも、困ったらヒントを言ってもOK。まず職員がやって見せました。
今度は子供たちです。子供たちは、3年生2人4年生2人の計4人グループで、楽しみながら、でも真剣に取り組んでいました。全員が最後までできましたよ。
次は足し算トーク。子供たちが一斉に出した指の数の合計で、自分の紹介をします。こちらも楽しみながら真剣にできました。ゲームの途中には、こんなことも教えてくれました。「活動の3つのルール」です。
最後に取り組んだのは、名画作りです。子供たちが一筆ずつ、絵を描き加えていきます。みんなで協力して一枚の名画ができました。
そして、その名画にタイトルをつけます。
素敵な絵に素敵なタイトルがつきました。できた絵の前でポーズ!
楽しい時間はあっという間に過ぎました。
子供たちは、この日の授業で、他の人の考えや性格を理解し尊重しながら助け合うことの大切さを知りました。そして、そのためには「人の話を真剣に聞く」ことが大切であると知りました。
最後に来てくださったお客様3人へ元気よくお礼をしました。
山口権治先生、そして大学生の皆さん、ありがとうございました。