学校日誌

夏季校内研修3日目①

2017年8月9日 10時04分

8月9日(水)、夏季校内研修も最終日となりました。
校長のお話です。


午前中の前半は、教頭による授業改善の研修です。
これは5月に行われた「次期学習指導要領授業力向上研修」の伝達講習として行われました。
次期学習指導要領についての説明があったあと、「主体的・対話的で深い学び」が起きやすい授業の形式の一つである「知識構成型ジグソー法」について、職員全員で体験をしました。

職員が4人の学習グループを作るところからスタートしました。

この日の学習課題は・・・

「豊田北部小学校の防災教育を見直そう」

磐田市ハザードマップを使って防災教育を見直す活動です。
磐田市のハザードマップを見るために、職員は各自のスマートホンやタブレットを準備しました。
これは、将来子供達が教室でタブレットを使うことを想定しています。

学習の進め方です。

① 自分の最初の考えをワークシートに記入します。


② 次に、班の中でABCDを決めて、Aの人だけが集まる新しいグループを作ります。
同様にBだけ、Cだけ、Dだけのグル―プを作ります。
そこでは、それぞれのテーマで資料を読み解きます。(エキスパート活動)
この日は、 A 震度 B 液状化 C 天竜川による浸水 D 土砂災害 の4つのグループでハザードマップなどの資料から被害の大きさを読み解きました。タブレットやスマートホンでを使って、資料の検索と読み取りをしています。



③ 資料の読み取りが終わったら元のグループに戻り、ABCDのそれぞれで学んできたことを発表し合います。
その後、学習課題について班の考えをまとめます。(ジグソー活動)



④ 班ごとにまとめた考えを発表をし、全員で意見交換をします。(クロストーク活動)




⑤学習の最後に、もう一度自分の考えをまとめます。
①と⑤を比較することによって、自分がどんなことを学んだか、どんなことができるようになったか、把握できます。

この日は、職員全員で楽しみながら「知識構成型ジグソー法」による授業の進め方を学ぶことができました。