タブレットを使った授業
2017年11月13日 12時49分11月9日(木)5校時、4年3組で山木尚行教諭がタブレットを使った保健体育の授業を行いました。今年度、豊田北部小にタブレットが40台配備されましたが、この授業はタブレットを使った初めての授業研究となりました。
単元は「目指せ金メダル!北部っ子とび箱オリンピック(跳び箱運動)」。そしてこの授業の目標は「タブレットを活用して自分自身の技を客観的に見たり、友達の助言を聞いたりする活動をとおして、台上前転の技のポイントをおさえ、自分の能力に合わせた飛び方をすることができる」です。
授業の最初、まず十分に準備運動を行いました。
次に、グループに分かれて「跳び箱上達サーキット運動」を行いました。
子供たちは、いろいろな種目を順に取り組んでいきます。
その後、山木教諭はこの授業の学習課題を示しました。
「台上前転ができるポイントをつかんで、自分に合ったとび方をしよう。」です。
そして、台上前転ができるようになるためのポイントを確認しました。
「どんなポイントがありましたか?」
たくさん手が挙がっていますね。こうして、全員で台上前転のポイントが確認できました。
これをもとに、どのポイントを課題として取り組むか、各自で考えました。
そして、同じ課題をもった子供たちが集まり、グループごとに練習内容の確認をしました。
この後、各自の課題に合った練習場所で練習に取り組みますが、練習場所ごとにタブレットが1台ずつ配布されました。
子供たちはタブレットを使って友達のフォームを動画で撮影します。
グループ全員の演技が撮影できたら、それを再生して意見をかわします。
「〇〇君は、跳び箱に手をつく場所が、もっと手前の方がいいよ。」
「私は、背中がまるくなってなかった。」
「◇◇さんは、△△さんのようにゆっくりまわったほうがかっこいいよ。」
タブレットの動画を見ると、自分のフォームがとてもよくわかりました。また、友達のフォームと比べることも簡単にできました。
最後は授業の振り返りです。
体育カードに自分の振り返りを記入しました。そしてそれを発表し合いました。
自分で書いた授業のまとめを発表しました。授業のまとめとして・・・
① 着地を意識するためには、最初の助走が大切だ。
② タブレットの動画や友達からのアドバイスで、台を低くしてゆっくり回るように練習すると、台上前転ができた。
の2点が挙げられました。
子供たちは片付けまでしっかりやり授業を終わりました。
4年3組の子供たちは、どの活動もきびきびと行い、全員がタブレットを使いこなしていました。すばらしいですね。そして、よくがんばりました。