9月5日(火)第3回の避難訓練が行われました。
今回は、地震の後に被服室から出火したため、火災に近づかないように、そして防火扉を開けながら避難する訓練を全校で行いました。
地震の揺れによる被害から身を守った後、運動場に避難を開始しました。
黙って集合、整列ができました。
担当の青柳静良教諭からお話がありました。
この日の訓練では、いつもと違う避難経路を通ったにも関わらず、全員の安否確認までの時間は、前回よりも短縮できました。素晴らしいですね。
この後、教頭から避難訓練について話した後、終了となりました。以下、教頭のお話の内容です。
今日は校長先生が出張なので、かわりに教頭がお話をします。
今日の避難訓練を振り返ってみます。合い言葉は「おはしも」でしたね。
お 避難の途中で、周りの友達を「お」さなかった人 手をあげましょう
は 校舎の中で、「は」しらなかった人 手をあげましょう。
し 避難の途中で「し」ゃベラなかった人 手をあげましょう。
も 避難の途中で、忘れ物を取りに「も」どらなかった人 手をあげましょう。
今回の避難では、火事だけ、地震だけの避難訓練と違い、地震の後に火事が起こった場合の避難をしてもらいました。いつもより、通る道が違ったり、長い道を通ったりして大変だったともいますが、無事を確認するまでの時間が前の訓練の時より短くなっていました。素晴らしいですね。でも、先ほどの「おはしも」が一つでもできなかった人は、次の訓練では絶対できるようにしてください。訓練でできない人は、本当に地震や火事が起こったときもできないと思います。今日の反省を忘れないようにしましょう。
さて、皆さんに質問します。「J アラート」という言葉を知っていますか。Jアラートというのは、たくさんの人の命に関わるようなことが起こりそうになったとき、テレビやラジオ、インターネット、携帯電話、同報無線などで一斉に知らせる仕組みです。先週、ミサイルが日本の上空を通過した時、静岡県では流れませんでしたが、Jアラートが出されました。もしJアラートが出たら皆さんはどうすれば良いのでしょうか。みなさんが外にいるときは、近くのできるだけ頑丈な建物や地下に避難してください。もし建物がなければ、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭を守ってください。建物の中にいるときは、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。
大きな災害は、思ってもみない時にやってきます。いつ、どんな災害が起こってもいいように、日頃から考えておきましょう。
これでお話を終わります。
訓練が終了して教室に戻るときも、しゃべらずに移動できました。